こんにちは。シーエルです。
風が冷たさを増し、冬が訪れる頃になると親心としては、子供の受験が気になってきます。
高校や大学、中学の受験は皆さん経験された道かと思いますが、幼稚園の受験というものもあることをご存じでしょうか。
幼稚園での受験においては、本人がまだ幼いことから、自分で決める人はおらず、ほとんどが親の教育方針で受験が決まります。また、出身の幼稚園というのは、人生では些細な事であると考えている人多いのではないでしょうか。
そんな幼稚園受験について、経験や反省、想いを交えながら、誰かの道を照らしたい老師になりに語ってみたいと思います。
1.幼稚園受験の概要
2.幼稚園受験のデメリット
3.幼稚園受験のメリット
4.まとめ
1.幼稚園受験の概要
幼稚園受験ではどのようなところを受験するのか?ですが、首都圏では私立で有名なところが多数あります。首都圏の幼稚園受験は、富裕層の御用達が多く、平均的な収入のサラリーマン家庭(※平均年収450万円程度)からすると、なかなか入園のハードルは高いです。また、子供自身が合格することができても、入園後、同級生の保護者との付き合いがとても大変です。
一方、地方における幼稚園受験は、主に国立の附属幼稚園を受験することが多いですが、もちろん私立の名門幼稚園もあります。名門幼稚園に入園する場合は、首都圏の場合と同様に、入園後、保護者間の付き合いに苦労することもあるでしょう。
2.幼稚園受験のデメリット
平均的な収入世帯の方にとって、大変な保護者間の付き合いとは、俗に言う「ママさん派閥」です。
入園後、親御さんたちは、お迎え後のお茶会やクリスマス会、誕生日パーティなどのイベントを仲の良いママさんグループ単位で行います。このグループ(派閥)が大きいほどPTAや幼稚園行事では、意見が通りやすくなります。
派閥に属しなくても良いではないかという意見もあるかとおもいますが、幼稚園行事では、どうしても親と学校の関係は切れませんので、派閥に属していないと、子供どうしのイザコザや役員選任といった面倒ごとで不利になります。
第二のハードルとして、保護者の職業が何かも学校内でのカーストに影響します。大企業に勤務しているのは当たり前で、一段上がって医者や弁護士、さらにその上として大学教授や議員、開業医、事業規模の大きな会社経営となります。
お迎え後のお茶会などでも、子供は親同士の会話聞いているため、子ども同士の関係に親の職業が持ち込まれるようなことも少なくありません。
また、学年が上がるにつれ、子どもの学力がママさんカーストに影響する場合もありますが、そこまで大きくは影響しません。
ここまで、嫌な面ばかりを紹介してみましたが、勉強はどこでもできるから、わざわざ苦労をしたくないという考えになった人も多いのではないでしょうか?
3.幼稚園受験のメリット
ここからは、メリットを紹介していきたいと思います。
まず、前述のように裕福な家庭の子が大多数を占めているため、マナー備わっている、性格が良い子、勉強ができる子が多いです。
子どもは良くも悪くも純粋ですので、友達の影響を強く受けます。
難しいところですが、親が友達を選ぶのは良くない反面、子どもを守ることにも繋がるかと思います。性善説に立てば、子供なので、、、と言いたいところですが、教養や育ちは遺伝ではないが、子どもにも受け継がれていることがおおいです。
いらぬ困難にわが子を直面させたくないし、誠実に育って欲しいと願うのであれば、附属幼稚園といったところに行くことは1つの選択肢となるでしょう。
なお、途中で附属学校に移ることはできませんが、公立校へ行くことはできます。
幼稚園、小学校の同級生の大学進学率もかなり高く、進学しない人は数えるほどです。周りのレベルが子どもにとっての普通になるため、特別な教育を施さなくても、教育水準は上がります。
国立大学や有名私立大学は当たり前であり、医学部医学科や旧帝大への進学も、当たり前です。そのため、大学に行かせるか悩むような子は少なく、どこの大学に行くか?という悩みなので、子供の将来に期待ができます。
また、指導者側の方針だと思いますが、道徳教育は多いと思います。勉強だけしており、内面が育たないというイメージがあるという意見をたまに聞くのですが、私はその逆であると考えます。
大学と連携していることで、教育関連をはじめ、それ以外でも学ぶ機会は公立校よりも多いです。公立校であると、そもそも所管する組織も異なり、教育庁内で連携が取れていないため、あくまで国の指導指針に従い、それ以外の追加での教育はなされません。
しかし、大学の附属校であると、そもそも同じ組織であり近しい関係であるため、国の指導指針プラスアルファの教育も実施されています。
4.まとめ
ここまで主観で大きく語らせていただきましたが、その他メリットデメリットと感じることは人によってもさまざまですし、学校や地域によって内容もことなります。
最終的な判断は、ご家庭内での相談となるでしょうが、老師としては、子どもの教育環境を整えるためにも受験をお勧めします。辞めるのはいつでもできますが、受験のチャンスは1度きりです。
あなたとあなたの子に明るい未来がありますように。
それではまたの機会に。
ご意見ご感想はフォームまで。
コメント